スディルマン、ポンドックインダ、バリチカラン
 

下痢に関する三つの質問

Q タケノコ先生3つ質問があります。よろしくお願いします。タケノコ診療所ではよく処置として点滴をおこないますよね。やはり点滴はそれだけ効き目が早いのですか?

確かにやる前とやった後では全然ちがいます。また、私はもうここジャカルタに住んで10年以上になります。そして、しょっちゅう胃腸障害、下痢でなやまされています。ちなみに屋台とかでは絶対に食べないしかなり気をつけていますが、それでもだめです。

一緒に食事をしに行った後でも、同じものを食べているのにわたしだけよく下痢になります。キューッと差し込む胃痛が始まったらすうじつご下痢をして、関節痛も伴います。ちなみに日本やシンガポールでは全くお腹問題ありません。同じ日本人でもここでそれこそ屋台でがんがん食べても全く平気な人もいますし、この違いはなんなんですか?


1・点滴の意味~

下痢の場合・・・・脱水状態でダルさががあり胃腸が収縮している状態ですから 点滴で脱水を治せば 症状はすぐに改善します。これは経験者はよくお分かりでしょう。水を飲んでも 脱水の
 改善にはならず 点滴ほどはやく効いて理想的な脱水治療はないでしょう。(もちろん 脱水の程度によりますが。)

下痢止めや抗生物質を飲んでも 脱水状態はそのままですから ダルさや胃の痛みはなかなか改善しないわけです。

2・下痢の原因~

同じものを食べているのに 何故自分だけ下痢になるのか?
 
これは その方のお腹の免疫状態が関係しています。下痢は食べ物が原因のこともありますがそれは一部で その方の免疫力が落ちていることがあります。

では お腹の免疫力というのは何かというと 消化吸収を助けて いる腸内の細菌の状態が弱くなっているということです。ある意味では 胃腸の感受性が豊かな方が下痢をしやすいわけです。

3・日本やシンガポールでは下痢をしないのに インドネシアでは 何故下痢になるのか?~

胃腸が敏感というなら どこでも下痢をしそうですね。

上に書いた腸が繊細さの問題と インドネシアという環境そのものに 病原性の細菌やウイルスが先進国より多いということです。

旅行者下痢といわれるものは その典型で 日本では「水あたり」といって 違う土地では 水でも胃腸を壊しやすいということと似ています。感染性の下痢もあるし 適応するために起る下痢も
 あります。

暑さに強い人もいれば 寒さに強い人もいます。どこにいっても お腹を壊さない人もいますし いくら気をつけても お腹を壊す人もいますが ある程度 個人差があるわけです。

インドネシアという環境は あなたの胃腸が敏感に反応する要素(細菌の種類やウイルス あるいは水の硬度など)が多く 先進国では その要素が少ないので 下痢になることも少ないのでは
 ないでしょうか?


腸の恒常性を維持するには「ナットウ菌」が有効であるという 仮説の元 出張社員にはじめから 毎朝納豆を食べさせたら 出張 中に下痢になる人が激減した・・・・という実験報告をしてくれた 方がいました。お腹の弱い方にはお試しください。
 
こんなところで・・・お答えになっていますでしょうか?


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